2022-08-27

花拾い茶話会~秋の季語を味わう~を開催しました

 

昨日は花拾い茶話会~秋の季語を味わう~を
オンラインで開催しました。

句会のメンバー様には、
予めお好きな秋の季語を3つ挙げていただき、
茶話会当日に、おひとりおひとり、
その季語のどんな部分が好きなのかや、
その季語との大切な思い出などを
ざっくばらんに、思う存分お話していただく・・
と言う気軽な集いです。

ちなみに、皆さまからピックアップされた秋の季語は
以下のようなラインナップとなりました。

 

秋澄む
星月夜(ほしつきよ)
紅葉
冬支度
芒(すすき)
銀杏散る
律の風(りちのかぜ)
金風(きんぷう)
盆用意

敗荷(やれはす)
火の恋し
花野
水蜜桃(すいみつとう)
秋気
色なき風
朝顔
枯露柿(ころがき)
星祭り

 

こちら、ぜんぶ秋の季語なのです!
わたしもそれ本当は選びたかった~!と言う季語から
この茶話会で初めて知ったよ!という季語まで様々でした。

 

驚いたのは、ひとつとして被らなかったこと!(笑)
皆さんの感性の多様性を思わずにはいられませんでした。

 

俳句と季語は切っても切れない関係です。
そして、季語は五感を通して経験され、理解され、
他の言葉と取り合わせることで、
初めて響く俳句となります。

 

星の数ほど存在している季語を
自分一人きりで体験することは至難の業です。

 

でも、こんな風に季語への思いをシェアし合うことで、
他人事だった風景が、
自分事としても、観られるようになります。

 

立冬を迎えるころ、今度は「冬の季語を味わう」茶話会を
開催したいと思っています。

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