生活(冬)

刈上餅(かりあげもち)

稲刈りを終えたあとの収穫の祝いのこと。

新嘗祭

陰暦11月の中の卯の日の夜、天皇があらかじめ朴定された神田の粟と稲の新穀を神に奉り、自らも共に食する儀式。

出稼ぎ

住んでいるところから離れて、一定の期間他の場所に出向いて働くこと。

七五三の祝

11月15日。数え三歳と五歳の男児、三歳と七歳の女児のお祝い。

九州場所

毎年11月に福岡国際センターで行われる年貢おさめの大相撲。

飾売

正月用のしめ飾り、門松、供え物などを売ること。

煤籠(すすごもり)

煤掃きのとき、掃除をしない老人、子ども、病人は埃をさけるために別室に籠る。これを煤籠りという。家の掃除から逃れるために外出してしまうことを煤逃げという。

柚湯(ゆずゆ)

冬至の日に風呂に柚子の果実を浮かべて無病息災を祈る風習。

社会鍋

キリスト教救世軍の歳末助け合い行事。

衣配(きぬくばり)

歳末に正月の晴れ着を贈る風習。

注連飾る(しめかざる)

年末に新しい注連縄を玄関や神だななどに飾ること。

御用納

12月28日のその年の仕事の最終日。

年忘

別歳、忘年会、除夜の宴。年の暮れに親しいものが集まって催す宴会のこと。

年守る

大晦日を眠らずに夜明かしして元旦を迎えること。

年の火

大晦日の夜に神社の境内い大きなほたぎを用意し、大きい火を焚く。

年湯,除夜の湯,年の垢

大晦日の夜に入る風呂のこと。

晦日蕎麦,つごもり蕎麦,運気蕎麦

大晦日の晩に食べる蕎麦。

寒声,声つかう,寒声つかう

厳しい寒中に喉を鍛えると一層いい声が出るというので、夜間や早暁に寒風に吹かれながら発生の練習をする。

寒紅

寒中に造られた口紅は品質が良いとされ、特に寒の丑の日のものは丑紅といい最も上質とされた。

雪見舞,雪消し

雪国では、大雪で家が潰れたり、雪崩や吹雪によって交通が途絶えたり、いろいろの被害が出る

追儺(ついな)

なやらい、鬼やらいともいう。

冬シャツ

ワイシャツではなく、冬の下着のこと

着ぶくれ

重ね着をしたり、分厚いコートを羽織ったりした結果、身体が膨れてみえること

膝掛

膝から足にかけてかける布

毛糸編む,毛糸,毛糸玉

セーター、マフラー、帽子など、家庭で毛糸を編んで作る。

餅,餅焼く,黴餅(かびもち)

 

葛湯

くず粉に砂糖を加え、熱湯を注いで攪拌するととろりとのり状の透明な飲み物ができあがる。

焼鳥

 

雑炊

 

今川焼

 

鯛焼

 

冬籠,冬ごもる,雪籠

雪の多い地方では雪囲いをして寒さをしのぐ。一冬を籠居して暮らすこと。

北窓塞ぐ,北塞ぐ

冬構えの1つ。北側の窓は夏は必要なものだが、冬は寒い風が吹き込むので、目貼りをしたりして塞ぐ。

冬の灯(ふゆのひ),冬灯(ふゆともし),寒灯

冬の灯火。春の灯、秋の灯に比べ、寒々と寂しい。

日記買う

年末の書店や文房具店には、いろいろなデザインの日記が並ぶ。来る年への期待がある。

古日記,日記果つ,暦果つ,古暦

この1年書き続けた日記帳が年末となって残り少なくなったものをいう。

焚火,朝焚火,夕焚火,落葉焚,夜焚火

寒い日に屋外で火を焚くこと。

春支度

新しい年を迎えるための準備。春を迎える準備。

冬耕

冬の期間、田畑を耕すこと。

青写真,日光写真

薄い美濃紙に刷られたネガに種紙をあて、枠つきのガラス板でおして日光に当てて焼き付ける。

雪遊,雪礫(ゆきつぶて),雪投,雪丸げ(ゆきまろげ),玉栗

雪を使って遊ぶこと。雪合戦。雪うさぎを作るなど。

息白し,白息(しらいき)

冬になり、大気が乾燥して気温が低くなると、人や動物の吐く息が白く見える。

木の葉髪

秋になると夏より抜け毛が多くなる。それをこの季節の木の葉が落ちるのに喩えて木の葉髪という。人生の哀愁にも通じる。

 

日向ぼこ,日向ぼこり

陽だまりでじっと動かずに温まること。